創業への思い
二人の子どもが保育園に通っているころ、関西のとある場所に別荘を所有しました。
海水浴場がすぐ目の前にあり、泳いだり、釣りをしたり、バーベキューしたりと楽しみました。
ところが、購入当初こそ足しげく通ったものの、だんだんと足が遠のいていきました。
その理由は「友達」がいないから。
私は別荘周辺に「友達」どころか「知り合い」もいないので、地域と深く関わることなく地域を物見遊山的に遊んだだけだったのです。
それでは単なる旅行やキャンプに行っているのと変わらない。
それどころか旅行よりも手間(毎回掃除など)もコスト(維持費など)も掛かる。
これなら旅行に行って旅館に泊っている方が(安くて手間も掛からず、色々な場所に行けるので)良いと。。。。
そのことに気がついてから現地に「友達」を作りました。
「友達」は子ども達に川遊びのポイントを教えてくれたり、釣りや磯遊びを教えてくれたり、船に乗せてくれたり、地元の祭りに連れて行ってくれたりしました。一緒に地元ならではの料理を食べたりしました。
親子3代にわたって大阪市内で育った私にとって、これらの経験は「ふるさと」が出来たような感覚になり、地域により一層の愛着を抱くことになったのです。
これだ!
オンラインとオフラインの両方で地方と都心が繋がることが出来る会員制コミュニティを作り、双方の顔が見える関係性で双方を応援しあうバーチャル「ふるさと」をつくろう!
日本中に「友達」がいる「ふるさと」を作れば、地方は関係人口を増やすことが出来る。そして都心が失ってしまったものを得ることが出来る。
そう考えて創業しました。